中国宇宙ステーション、最も冷たい物質を生成

人民網日本語版 2026年11月06日16:45

氷点下273.15度は、物理学で定義される絶対零度であり、世界中の科学者が100年にわたって追い求めてきた温度の極限だ。中国宇宙ステーションの実験キャビネット内で、人類はこの極限にまた一歩大きく近づいた。新華社が伝えた。

中国科学院の6日の発表によると、中国の科学者は宇宙ステーションの「夢天」モジュールに設置された超冷却原子物理実験キャビネットで、ルビジウム原子雲を9.7ピコケルビンまで冷却した。室温より14桁も低い温度で、7秒間にわたって安定的に観測することができた。これまで国際研究チームが保持していた38ピコケルビンの記録を更新し、人類が作り出した物質として最も低温の物質状態を作り出した。

関連論文は国際的な学術誌「サイエンス」に掲載された。同誌の査読者はこの研究について、現在の超低温膨張分野における最高水準の成果と評価した。かつての記録保持者も、中国の成果に驚嘆の意を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年11月6日

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