2013年12月11日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:18:30 Dec 11 2013

東芝が大連工場を閉鎖 テレビ業務の改革が急務

 日本の大手電機メーカー・東芝は先月29日、公式サイトで公告を発表し、中国の遼寧省大連市にある関連会社・大連東芝電視有限公司が今年12月末で生産を停止することを明らかにした。東芝の海外テレビ生産拠点は今後、経営の集約化と他社ブランド製造(OEM)企業との協力展開を通じ、固定費コストの一層の削減と生産効率のさらなる向上をはかることになる。同公司は生産停止にともなって営業を終了する予定だ。人民網と国際金融報が伝えた。

 東芝の大連にある工場は1997年に日本市場向けテレビの生産を開始し、2012年の生産台数はおよそ70万-80万台に上った。

 東芝は大連工場だけでなく、ポーランドのテレビ工場も14年第1四半期(1-3月)に台湾地区の企業へ売却する計画だ。13年9月末までの今年度上半期に、東芝のテレビ業務による損失は100億円を超え、東芝は赤字を黒字に転換するという年間目標を達成するため、テレビ業務の構造改革を加速する必要に迫られていた。

 今年9月、東芝は海外に3つあるテレビ工場を1つに統合し、中国とポーランドにある工場は閉鎖または売却すると発表した。14年以降も残る海外工場はインドネシアの工場だけになる。これまで大連工場で生産していた日本向けテレビは、すでに台湾地区のメーカーが委託を受けて生産を引き継いでいる。

 同公司は96年7月に設立され、中型・大型の液晶テレビ製造を主要業務としていた。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古