新疆の交河古城、乾燥気候が良好な保存状態を維持
新疆維吾爾(ウイグル)自治区吐魯番(トルファン)の12月の気温は0度前後を推移し、夏の「目玉焼きが焼ける」ほどの高温とは裏腹だ。現地の観光スポットである交河古城も、ピーク時のような賑わいを失っている。総面積が47万平方メートルに達する交河古城は、世界最大・最古級の、保存状態が最も良好な版築で築かれた都市であり、中国で2000年以上留められている最も整った都市遺跡だ。現在まで同遺跡が留められている重要な原因は、少ない降水量だ。交河城は紀元前1世紀に、西域36カ国の一つの車師前国の都だった。唐朝が西暦640年にこの地に安西都護府を設置すると、交河城は唐朝が天山の南麓、および西域の広大な地域を管轄する、重要な行政・軍事・交通・宗教センターとなった。中国新聞網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月11日