■クールビューティー系女優 コン・リーVS黒木瞳
色白でひ弱そうに見えるが、そのクールで近寄りがたい雰囲気には、抵抗しがたい魅力がある。
コン・リー(鞏俐)
米タイム誌の表紙を飾った初めての中国人女優。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「紅いコーリャン」(87)で女優デビュー。以降、チャン・イーモウ(張芸謀)監督作の顔として「菊豆」(1990年)、「紅夢」(91)などに出演し、同監督作の「秋菊の物語」(1992年)でベネチア国際映画祭の女優賞を受賞。「さらば、わが愛 覇王別姫」(1993年)でカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、名実ともに中国を代表する女優となる。「SAYURI」(2005年)、「ハンニバル・ライジング」(2007年)など多数のハリウッド作品にも出演。
神秘的でクールな美しさを持つコン・リー。若い頃は、清純さの中に見え隠れするクールで落ち着いた雰囲気で、多くの人を魅了した。大人の女性へと成長した現在は、クールな美しさの中に女王のような風格と色気も加わり、ますます魅力を増している。
黒木瞳
映画「失楽園」(97年)の出演で中国では「愛の女神」として有名になる。穏やかな優しさの中に、しなやかな強さも失わないアジア的な女性のイメージが人々の心を深くとらえた。現在も以前と変わらぬ美貌を誇り、穏やかで優しい雰囲気に加え、女性らしさも増している。
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