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 世界から注目される中央経済工作会議が15、16両日に北京で開かれ、習近平中共中央総書記(中央軍事委員会主席)、温家宝総理のほか、中共中央政治局常務委員の李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏が出席した。同会議は来年の「穏中求進」(安定の中、進歩を追求する)の総基調に関する6大任務を策定した。

会議の紹介

 中央経済工作会議
  中共中央・国務院が行う最高レベルの経済工作会議である。 中央経済工作会議
  中共中央・国務院が行う最高レベルの経済工作会議である。

会議のポイント一覧へ

【2013年の経済政策の主要課題】  ▽マクロコントロールを強化・改善する。▽農業の基礎を固める。▽産業構造調整を加速する。▽都市化を積極的かつ確実に推進し、都市化の質の向上に力を入れる。▽民生保障を強化し、人民の生活水準を高める。▽経済体制改革を全面的に深化し、揺るがず開放を拡大する。


【会議のキーワード】

 ● より大きな勇気と知恵による改革推進
 経済体制改革の深化は、中国が現在推進しなければならない、最も核心的な業務である。中国はすでに多くの面で、発展の持続が不可能となっている。改革のメリットを、現在失われつつある人口のメリットの代替とし、今後の経済成長を促す...

 ● 積極的な税制政策、穏健な金融政策
 中国の経済回復は基盤が固められておらず、財政政策が積極性を維持し、成長の原動力を提供することで自信を高める必要がある。このような状況下、金融引締めの開始は早急である。しかし世界全体で量的緩和策が実施される大環境において、金融の過度な緩和は、インフレを誘発する可能性がある。ゆえに穏健な金融政策を実施しなければならない...

 ● 都市化の積極的かつ穏当な推進、都市化の品質の向上
 都市化の過程において新たな社会問題が生じる。まず解決すべきは雇用問題だ。都市部に進出した農民の食を保障すると同時に、食の品質と合理性を求め、新たな職場を創造することにより、高品質・持続的な都市化を実現する...

習総書記の指摘一覧へ

中央政治局会議、来年の経済活動を検討

中央経済工作会議、この5年間の注目ポイント一覧へ

  • 2012年の基調:安定の中での進歩の追求
    2011年の基調:マクロ調整の強化・改善と健全で安定した経済運営の維持
    2010年の基調:経済発展方式転換と経済構造調整への更なる注力
    2009年の基調:成長維持、内需拡大、構造調整、よりよくより速い発展の推進
    2008年の基調:総量規制、物価安定、構造調整、バランス促進

評論・観点一覧へ

  • 【専門家】 中国経済の10大悪循環に終止符を
     間もなく招集される中央経済政策会議への期待が高まっている。経済政策の最も核心的な要点は、経済を好循環の軌道に戻すことだと私は考える。

  • 【各界】 中国経済の成長目標に世界が注目
     「来年の経済業務の基調を定める」とされる中央経済工作会議の開催を12月に控える中、これが世界のホットな話題となっている。
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