瀋陽市公安局交通警察支隊女性特勤大隊には70人の女性警察官が所属する。隊員は大学以上の学歴で平均年齢は26歳。同市の「中華崗」など5カ所での勤務や交通安全業務などに携わる。彼女たちは毎朝5時過ぎには家を出て、7時までに職場に到着しなければならない。30分ごとに交代し、午前中だけで4-5回の勤務をこなす。各業務では信号が12回-14回変わるのに合わせて彼女たちは交通整理のポーズを30回以上も繰り返す。1日の勤務で、少なくとも交通整理のポーズを1千回以上は行う計算になる。
彼女たちにとって最大の試練は夏の猛暑と冬の厳寒だ。「冬は厚手防寒靴を履いても間に合わない。10分も立っていると手足が麻痺してくる。」警官の張婧婧さんは「顔や耳に凍傷ができる隊員が多い。外での勤務は骨まで染み入るような寒さで、部屋に戻ると温かさで肌がかゆくなる」、「大雨や大雪の時には、通る車の運転手がみんなクラクションを鳴らしたり、窓を開けて手を振ったり笑顔を見せたりして、応援してくれる」と語る。別の隊員の左遠方さんは「そういう時にいちいちお礼をいうことはできないが、心が温まる」と語る。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月24日
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