南京市政府はこのほど、南京明城壁を今年8月までに全面的に一般公開すると発表した。一般市民は明城壁の上に立って景色を一望できるだけでなく、城壁上でダンスや自転車などを楽しむこともできる。南京の明城壁は1366年から1386年にかけて建設された総長35キロメートル以上にわたる世界一の規模を誇る城壁だ。600年以上にわたる風雨の浸食や人為的な破壊により、同城壁は現在わずか25キロメートルしか残っていないが、その総長は依然として世界一だ。独特の設計や自然と融合した様子から、南京で最も影響力と価値を持つ文化遺産となっている。中国新聞網が伝えた。（編集YH）

　「人民網日本語版」2014年1月23日