世界経済フォーラムの2014年年次総会(ダボス会議)が今月22日から4日間の予定で開幕した。開幕に先立ち、不動産総合サービスのジョーンズラングラサールはスイスのダボスで最新の報告書を発表した。それによると、2013年に不動産投資を最も多く引き寄せた世界30都市では、ロンドンが3年連続の首位に立ち、北京が初めて上位10位入りして9位となり、香港の10位を上回ったという。「新京報」が伝えた。
同報告書は、都市の再構築における不動産の役割が強まり、世界のビジネス地図に影響を与えていると指摘する。同社のデータによると、過去10年間に世界の商業不動産への直接投資額は46兆ドル(約4808兆円)に達し、このうち半分が上位30都市に投入されたという。
同社は都市の規模と国際化レベルに基づき、30都市をスーパー都市、主要都市、二線都市の3つに分類する。トップレベルのスーパー都市は主に国際的な大都市で、ロンドン、ニューヨーク、東京、パリなどだ。この4都市はランキングの上位4位に並び、不動産投資の37%を吸収した。
北京や上海が入る次のレベルの主要都市は、不動産投資の38%を吸収。あるデータによると、昨年第1-3四半期(1-9月)に両都市が吸収した不動産投資額はいずれも50億ドル(約5227億円)を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年1月23日