2013年の中国の観光業は引き続き健全でハイペースな発展を続け、年全体の観光収入は2兆9000億元、国内観光者数は延べ32億5000万人に達する見通しであることが明らかになった。新華網が伝えた。
国家観光局の邵琪偉局長は6日、2014年全国観光政策会議で、年全体の観光収入総額が2兆9000億元、国内観光者数が延べ32億5000万人、国内観光収入が2兆5400億元、出国観光者数が延べ約9730万人、入国者数が延べ約5570万人、観光外貨収入が約478億ドルに達する見とおしだと明らかにした。観光業の直接就業の新規増加は50万人以上に達するという。
邵局長によると、観光法の発表と実施は中国の観光業の法制度構築が根本的な突破を実現し、法律に基づく観光業整備、法律に基づく観光振興の新たな段階に入ったことを表すものである。国務院の関連の要求に基づき、各級政府と観光部門は緻密に計画し、積極的に行動し、各種業務の徹底と実現を着実に推進している。「中国公民出国観光管理規則」は国務院の立法計画に取り入れられ、国家観光局は関連する31の制度を確定し、観光関連の法制度システムを基本的に形成した。各級観光部門は観光市場の検査延べ1万3000回を実施し、旅行会社6万4000社、観光ガイド延べ4万4000人を検査し、企業589社と関係者325人を処罰した。観光市場の秩序を乱し、観光者の合法的な権益を侵害する違法行為を基本的に抑制している。
2013年に全国の観光システムでは様々な改革が積極的に行われ、観光業発展のエネルギーと原動力が次々と開放され、いくつかの分野でブレイクスルーを実現した。国家観光局は行政審査許可事項10項目について4項目を取り消し、3項目を下部機関に移管することを決定し、各省区市の観光局も一部の行政審査許可を条件を備えた地州市に移管した。北京市、広東省、海南省、雲南省、福建省、安徽省などでは観光業の改革と革新を積極的に推進し、全国各地で改革による発展促進の業務体制を形成した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月7日