韓国木浦海洋警察署によると、現地時間の16日午前9時(北京時間の8時)ごろ、450人以上を乗せて韓国・仁川から済州島に向かっていた旅客船が全羅南道珍島郡観梅島の北20キロの海域で救難信号を発した。救難信号では同船が沈没しつつあると伝えたという。人民網が韓国連合ニュースの報道として伝えた。
同船には乗客471人が乗っており、そのうち300人以上が修学旅行中の安山檀園高校の高校2年生の学生と教師だという。同船は浸水し、左舷方向に約90度の角度で傾き、沈みつつある。
韓国の海洋警察が事故現場に高速艦1隻、高速艇6隻、ヘリコプター1機を派遣して救援にあたり、これまでに乗客190人以上を救出したという。
また連合ニュースの報道によると、韓国の朴槿惠(パク・クネ)大統領は同事故の救援に全力を挙げるよう指示した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月16日