北京電影(映画)学院では9日、2014年の入学試験が始まった。人民網が伝えた。
今年の同大学の芸術類専攻の10学部では昨年と同規模の合計513人を募集する。応募者総数は延べ1万9000人に達し、前年比で延べ2000人以上増加した。応募先を専攻別に見ると演技専攻が引き続き最も人気を集め、応募者数は前年比11%増の5077人に達した。募集者数は50人なので、倍率は100倍以上となる。入学試験の選抜効率を引き上げ、受験生の負担を軽減するため、同学部では今年から3次試験を取り消し、1次試験と2次試験のみとしたが、試験内容は軽減されておらず、逆に前年までの内容に加えて面接試験を新たに設けている。
応募した1万8000人以上の受験者のうち、演技専攻を志願した約5000人を除いた約1万3000人が映画の監督・撮影・制作などの専攻を志願し、志願者総数に占める割合は前年比2ポイント増の73%に達した。映画の監督・撮影・制作などの専攻や新規に設置された専攻が人気を集める背景には、中国の映画産業の急激な発展があると見られる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年2月10日