2013年5月13日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:34 May 13 2013

中国、大学の出願届提出スタート 人生の先輩から思わぬアドバイスも

 中国では「全国大学統一入試(通称、高考)」を6月7、8日に控え、12日、志望校の申し込みが開始。北京市第二十四中学(中高一貫校に相当)の高校3年生の生徒も、教師の指導の下、指定の申し込み専用サイトで出願届を出した。生徒らの志望校の中には、中国医科大学(遼寧省)や華中師範大学(湖北省)、東北大学秦皇島分校(河北省)など、北京以外の大学も数多く含まれていた。北京青年報が報じた。

 同校のコンピューター室には同日午前8時から、志望校を選択する高校生の姿があった。ある女子高生2人はなにやらひそひそと相談しながら、志望校を選択。2人の志望校にはいずれも中国医科大学や華中師範大学、陝西師範大学(陝西省)など北京以外の大学が含まれていた。うち倪さんの第一志望はいずれも北京以外。

 「北京以外のほうが、いい大学を選択できる。両親も支持してくれている」と語る。北京市第二十四中学の王建・副校長によると、「今年の高考は難易度に調整が加えられ、基礎問題、中級問題、上級問題の割合が過去の4:4:2から5:3:2になった。これは成績が中級レベルの生徒にとっては良い知らせ。受験生は昨年の第2次模試と最近の第1次模試の成績を参考に志望校を選択するとよい」

 同現場では、ある女子高生が取材中の記者に「メディア学部はどうか?」と逆取材。記者が「この職業は自由に見えるけど、ストレスも多いし、仕事の時間も不定期」と回答、「慎重に考えるように」とアドバイスする一幕があった。さらに、同女子高生の志望校には、教師を育成する大学も含まれており、現場にいた教師が、「教師は本当にたいへん。もう一度よく考え直して」と説得。先輩らの“アドバイス”に、同女子高生は目をきょとんとさせ、「そんなこと言われたら、志望校がなくなってしまう」と返答していた。

 今年、同市の高考申込者は、昨年より700人少ない7万2736人。一方、北京の大学790校の新入生募集枠は計5万2千人。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年5月13日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古