習主席はカストロ前議長の住まいを訪問。親密で友好的な雰囲気の中、両国関係や国際情勢など共通関心事について話を交わした。
習主席は「尊敬するフィデル同志と再び会えたことを嬉しく思う。フィデル同志はキューバの革命と建設事業の創始者、中国・キューバ関係の創始者であり、キューバ国民から深く敬愛され、中国国民からも尊敬されている。両国関係の発展に向けたフィデル同志の重要な貢献をわれわれは忘れない」と表明。
「私の今回のキューバ訪問は、フィデル同志と中国の上の代の指導者が共に築き上げた両国の伝統的友情を継承・発揚し、両国の友好協力関係に新たな原動力を与えることが目的だ」と強調した。
習主席はまた、今回の中南米歴訪、BRICS首脳会議出席、中国―ラテンアメリカ・カリブ諸国首脳会議出席の状況についても説明した。カストロ前議長は習主席のキューバ訪問を歓迎。「現在国際構造には深い変化が生じている。新興国と数多くの発展途上国の集団的台頭は世界に重大かつ計り知れない影響を与える。中国は偉大な国家であり、中国の発展は必ずや世界の平和と発展の促進に重要な役割を果たす。私は習主席の今回の中南米歴訪に非常に注目し、BRICS首脳会議と中国―ラテンアメリカ・カリブ諸国首脳会議が成功し、重要で積極的な成果を上げたことを喜んでいる。これは途上国の団結・協力を力強く強化し、国際ガバナンスシステムの改革を後押しするものだ。BRICS協力がたゆまず深化することを信じている。中南米・中国関係の一層の発展を祈る」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月24日