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チベット自治区・阿里地区でアジア初の「ダークスカイ保護区」

人民網日本語版 2014年07月28日16:30

西蔵(チベット)自治区阿里ダークスカイ公園の星空体験区で撮影された高原の星空。

中国・西蔵(チベット)自治区阿里地区のダークスカイ保護区がこのほど発足した。アジア初のダークスカイ保護区となる見通しの同保護区は世界一流の天文観測台向けに優れた夜間環境の保護を提供し、天文愛好家に夜空観測に絶好の拠点を提供するだけでなく、阿里地区に独特の星空観光を誕生させることを後押しする。人民日報海外版が伝えた。

阿里地区観光局の担当者は23日、中心地区と周辺地区を含めた阿里地区の「ダークスカイ保護区」は敷地面積2500平方キロメートルに及ぶと紹介した。北京天文台の支援の下、屈折望遠鏡4台、反射望遠鏡2台の800ミリ天文望遠鏡6台が設置される。これはアマチュア天文愛好家にとってはトップクラスの観測設備だ。ダークスカイ公園には累計で500万元(約8232千万円)以上が投資される。

ダークスカイプレイスは国際ダークスカイ協会が世界の光害抑制を呼びかけるため、ダークスカイの条件が揃った地区を選んでいる。これら地区では晴天の夜に数十から数百の星が広がる夜空や流れ星、数年に一度の天体ショーなどを見ることができる。


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