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上海福喜の全製品回収へ マックはまるで飲物屋

人民網日本語版 2014年07月28日16:07

期限切れの肉を原料に使っていたとして問題になっている上海福喜食品有限公司の米親会社OSIグループは北京時間の27日、上海市内の問題あるすべての製品を回収するとともに、新たにチームを派遣して中国業務に当たらせることを明らかにした。「新京報」が伝えた。

OSIグループによると、福喜食品は製造したすべての製品を市場から回収するとともに、現職・前任の管理職を対象に存在する可能性のある職責の不履行について徹底的な内部調査に着手しなければならないという。また同グループは中国に新たな管理チームを派遣し、業務の有効な運営を確実に行うとしている。

同グループのアジア・太平洋エリアの艾伯強シニア副総裁(副社長)兼総経理(ゼネラルマネージャー)は、「同グループ本部から派遣された支援チームが続々と上海入りし、現地のチームと密に協力して全面的かつ深いレベルの調査を進めている。本部は国、上海市食品薬品監督管理局、その他の監督管理機関にこれまでずっと全力で協力してきたし、これからも全力で協力していく。調査の進展について、全力で開放と透明性の確保を進めていく。各方面に明確で整った説明と調査結果をできるだけ早く提供していく」と話す。

同管理局が26日に述べたところによると、福喜は返品された2013年5月製造のスモーク風味ハンバーガーパティ6ロットをパッケージし直し、製造年月日を改ざんして販売していたという。

同局は25日までに、問題ある食品としてマクドナルドのチキンマックナゲット18トンとスモーク風味ハンバーガーパティ78.1トン、ミニステーキ48トンの計144.1トンを摘発した。これらの食品は監視下に置かれ、サンプルが検査に回されている。

上海市党委員会の韓正書記は27日、福喜事件をテーマとした会議を開催し、「この事件の今後の処理の重点は法律を厳格に遵守することで、問題ありとされた企業であれ、関連部門の責任者であれ、すべて法律に基づいて責任を追及し、法律に従って処分を下さなければならない。この事件の調査・処分の過程は正確なものでなければならず、速やかに社会に公開しなければならない」と述べた。


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