リビアで働く中国人97人が現地時間2日午後10時、中国大使館の助力の下、通関手続きを順調に終えてチュニジアに入国した。在リビア中国大使館の職員によると、彼らは大使館の助力の下で集団退避する最後の中国人となる。
現在チュニジアは観光シーズンであるうえ、リビアから各国の人々が続々と退避してきているため、首都チュニスのホテルやフライトは空きが非常に少ない状況にある。中国大使館職員はチュニジアに一時滞在する中国人のために全力で宿を手配し、帰国に助力している。7月31日以降、すでに中国人600人余りが大使館の助力の下、リビアから退避した。
現地時間3日午後の時点で、リビア国内には依然中国人300人余りが残っている。今後自分で退避するか残留を選択した人々だ。リビアからの退避を2回経験した中国同胞、張仁方さんはメディアの取材に「出国前は深く感じることはなかったが、今はわれわれの祖国がどれだけ偉大かを感じる。団結し、安定した祖国はわれわれ海外に滞在する者にとって力強い後ろ盾だ」と感慨深げに語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月4日