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中国初の女性戦闘機パイロットが中国国際航空宇宙博覧会で飛行

人民網日本語版 2014年09月17日13:44

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 中国空軍の申進科報道官は16日、第10回中国国際航空宇宙博覧会のプレスブリーフィングで、新中国成立60周年建国記念首都軍事パレードで天安門上空を飛んだ中国初の女性戦闘機パイロットが第10回中国国際航空宇宙博覧会で「殲-10」を操縦することを明らかにした。

 空軍八一アクロバットチームはアクロバット飛行隊員と作戦部隊パイロットを順番で入れ替えている。現在は女性戦闘機パイロット5人と男性パイロット4人がアクロバットチームに新たに加わり、アクロバット飛行訓練の中で戦闘意志をさらに鍛え、飛行の極限に挑み、飛行技術を高めている。これは外国のアクロバットチームでも広く行われているやり方だ。

 八一アクロバットチームが戦闘機「殲-10」を採用した際、空軍は「アクロバットチームは精鋭パイロットが技術を見せる場であると同時に、戦闘力を高める増幅器でもある」との目標を打ち出し、隊員の終身制を止めた。

 八一アクロバットチームは「儀仗隊」であると同時に「戦闘隊」だ。普段からアクロバット飛行訓練を行うと同時に、夜間飛行、空中戦など戦闘訓練も行い、パイロット戦闘技術を維持、向上している。「殲-10」のアクロバットパイロットはアクロバット飛行演習と同時に、戦闘訓練も継続しており、随時作戦任務を遂行できる。

 八一アクロバットチームに新たに加わった女性パイロット5人は、中国初の女性戦闘機パイロットで、すでに4機種の操縦経験があり、飛行時間は750時間以上。2005年に初の女性戦闘機パイロット訓練生として採用され、2009年4月に優秀な成績で卒業後、作戦部隊に正式に配属され、新中国成立60周年建国記念首都軍事パレードで天安門上空を飛んだ。すでに第3世代戦闘機の操縦能力を備え、「殲-10」でアクロバット飛行任務を遂行している。

 中国空軍は1951年に初めて女性パイロットを採用。すでに500人余りの女性パイロットが祖国の空を舞い、軍事演習、災害救援、人工降雨、航空探測、科学研究飛行などの任務を立派に達成してきた。

 空軍八一アクロバットチームへの国内外の注目は、モスクワで「海外初パフォーマンス」を達成したことでさらに高まった。山東省潍坊、吉林省長春、河北省唐山、陝西省臨潼、広東省珠海で巡演「人民に恩義を感じ、人民に報いる」も行った。今後は任務の必要性と計画に基づき、国内外でさらに多くのパフォーマンスを行い、空軍精神を示し、空の文化を広める。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年9月17日

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