中国空軍の申進科報道官は7日「中国空軍は6日、東中国海防空識別圏で通常の警戒監視飛行を実施し、防空識別圏内の空中目標に対する監視・コントロールを強化し、関係空域の飛行秩序と安全を維持した」と表明した。
6日、日本の航空自衛隊機複数が中国の東中国海防空識別圏に進入して長時間偵察活動を行ったため、中国空軍は必要な追跡・監視を行った。日本のF15戦闘機が中国の警戒監視機への接近を2回企てたため、中国空軍は理にかなった、正当で、抑制的な措置を講じて、空中の脅威に対処した。
申報道官は「中国による東中国海防空識別圏の設定は、国の安全を守るための防御的措置であり、東中国海上空の航空機の正常な飛行秩序を維持し、飛行の安全を保障するためだ。中国空軍は東中国海防空識別圏で警戒監視任務を遂行して以降、防空識別圏に進入する外国軍機に対して監視・把握、識別・性質判断を行い、空中の脅威の種類に基づき相応の措置を講じ、国の航空の安全を守ってきた」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月8日