李克強総理は15日(現地時間)、ファンロンパイ欧州理事会議長(EU大統領)、バローゾ欧州委員会委員長とミラノで会談した。
李総理は「中国はEUとの関係発展を強く重視している。中国・EU関係の発展に向けたファンロンパイ議長、バローゾ委員長の貢献を称賛する。第16回中国・EU首脳会議は『中国・EU協力2020戦略計画』を策定した。来年の外交関係樹立40周年を契機に、双方関係に新たな展望を切り開きたい」と表明。
「EUは中国最大の貿易パートナーであり、中国とEUは互いを発展のチャンスとしている。双方は平和、成長、改革、文明のパートナーシップをしっかりと実現し、相互信頼を打ち固め、経済・貿易、エネルギー、都市化、コネクティビティ、金融、科学技術、人・文化など包括的協力を繰り広げ、中国・EU投資協定交渉を加速し、来年の『中国・EUパートナー年』を成功させる必要がある。双方が相互尊重、対等な関係を堅持し、対話と協議を通じて摩擦や溝を適切に解決し、中国・EU関係の健全で安定した発展を確保することを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月17日