2014年10月17日  
 

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国内石油価格 6回連続の引き下げで下げ幅年内最大か

人民網日本語版 2014年10月17日13:16

石油製品の価格決定の新メカニズムである「10営業日ごとに調整」との原則に基づき、国内の石油製品は再び価格調整の時期を迎える。コンサルティング機関の多くは、国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間に国際市場で石油価格が値下がりを続けたことから、石油製品価格は再び引き下げ調整されるのが確実だとみている。1トンあたり300元(約5200円)の値下げになり、国内の石油価格は史上初の6回連続引き下げになることが予想されるという。人民網が伝えた。

このたびの価格算定の周期には、グローバル経済の低迷、石油供給のだぶつき、需要の見通しへの懸念といった一連のマイナス要因の影響により、国際原油価格が大幅に下落した。下落の影響で、今年上半期に入ってから中国国内の石油製品価格は低下の道をたどり、特に5回連続で引き下げが行われた後は、各地方のディーゼルオイル価格も軒並み低下して近年でもまれな低水準に落ち込んでいた。

新たなメカニズムが始動してからの一年半に、国内の石油製品の小売価格は合計38回の調整周期を経て、11回の引き上げ、15回の引き下げ、12回の据え置きが行われた。7月以降は90号ガソリンの価格が累計で1リットルあたり0.57元(約10円)、0号ディーゼルオイルの価格が同0.65元(約11円)、それぞれ引き下げられた。市場機関の予測によると、今回の調整が実施されれば、北京市、上海市、広州市を除く全国のほとんどの都市で、93号ガソリンの1リットルあたり小売価格が「6元の時代」(約104円)に戻ることになるという。大口商品のコンサルティング会社・卓創諮詢の石油製品アナリストの張斌さんの見方では、短期的には国際原油価格にプラスの要因はあまりみられず、新たな価格調整周期にも引き下げ傾向が続き、国内の石油製品価格は「7連続引き下げ」になる可能性が高いという。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年10月17日

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