丁薇さん(26)は中国南方女性のムード漂う美女で、表情豊かな瞳は温かな微笑みに満ちており、天真爛漫な学生を前にしても、言うことを聞かない「問題少年」を前にしても、さらには犯罪容疑者の前でもそれは変わらない。新華社が伝えた。
制服を脱いだ彼女を見て、検察官という職業を思い浮かべられる人はいないだろう。華僑大学法学科を卒業した丁さんは、福建省順昌県人民検察院生態資源検察科の副科長で、同時に未成年者の刑事検察科副科長でもある。
丁さんは話すのが早口で歩くのも速い。仕事が忙しく、時間が足りないためだ。資料閲覧や審理、開廷といった日常業務の他に、丁さんは学校やコミュニティー、農村、樹木農場などで法律知識の普及活動にも勤めている。
国家3級心理カウンセラーでもある彼女は「検察官のお姉さん」に気持ちを打ち明けたいと考える未成年と話をし、彼らが成長の途上で抱える問題の解決を手助けする。
美しい「検察官のお姉さん」丁さんは現地の学生の間で人気が高い。教室で彼女は無味乾燥な法律の条文や知識を子どもたちが理解できる言葉で伝えている。「私は丁薇です。薔薇の花の薇です。順昌検察院から来ました。検察官のお姉さんです」。 (編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月13日
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