5月20日の「全国母乳育児宣伝デー」を控えた16日午前、福建省福州市の各地から集まった母乳育児中の女性87人が、古い町並みが残る同市の三坊七巷で同時に赤ちゃんに母乳を与える「母乳フラッシュモブ」に参加。「母と子の繋がりを大切にし、自然な母乳育児に回帰しよう」と呼びかけた。このイベントは、福建省の母乳育児連盟と三坊七巷が共同で開催したもので、今年で2回目となる。昨年の5月17日には、同連盟の56人の女性が参加して母乳育児の重要性を訴え、ネット上でも注目された。人民網が伝えた。
フラッシュモブに参加したショートヘアの若いママ・馮騰さんは「このイベントに参加するのは今年で2回目。昨年は息子がまだ生後60日で、当時の参加者の中では最年少だった。今年は息子も1歳2カ月になった。周りからは、赤ちゃんは生後6カ月くらいで断乳すべきとの声も聞こえてくるが、母乳育児をする中で何か問題に直面したら、いつも母乳育児連盟のママやボランティアとの交流を通じて解決している。連盟があるから、同じ信念を持つママたちがいるから、今まで歩いてこれた。息子の自然な断乳と、母乳育児が社会からより多くの支援を得られることを願って、今年もフラッシュモブに参加した。自分たちの声を伝えていきたい」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年5月17日