青海省三江源、西蔵(チベット)自治区羌塘、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿爾金山などでこのほど、出産を間近に控えたメスのチベットカモシカが青蔵鉄道や青蔵道路などを越えて、子どもを生むために可可西里卓乃湖へと移動している。今回の移動は例年より平均で10日ほど早く、可可西里ではここ10年で最も早いチベットカモシカの出産シーズンの移動となる。チベットカモシカは中国の青海、西蔵、新疆などを中心に海抜4千メートル以上の高山草原で生息している。写真は18日、可可西里地区の数頭のメスのチベットカモシカ。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年5月20日