「持続可能な発展戦略」を専門に取り扱う韓国の某研究所が22日に発表した調査報告から、大学生の多くは、「韓国の低出産問題は深刻」と認識しているものの、結婚に対して消極的な女子大生が約5割に上ることが判明した。新華社が報じた。
この研究所は、11月10日から30日の間に、全国2361人の大学生を対象としたアンケート調査を実施した。「あなたは、自分が必ず結婚しなければならないと思っていますか?」との問いに対し、女子学生の47%は「そう思わない」と答えた。一方、男子学生では、この割合は23.9%にとどまった。
「子供は何人欲しいですか?」という質問に対し、女子学生の回答は平均1.77人、男子学生は平均2.06人だった。
韓国保健福祉部が今月初めに発表した報告書によると、韓国における2013年の合計特殊出生率は1.19、つまり、韓国の女性が一生に産む子どもの平均数は1.19人と、下降傾向を呈している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月25日