2014年8月26日  
 

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中国で専業主婦の割合が増加、きっかけは妊娠・出産

人民網日本語版 2014年08月26日14:51

モバイルSNSの辣媽幫が発表した「全国専業主婦調査報告書」によると、近年、専業主婦となる女性が増加する傾向にあり、既婚女性全体の26%を占めた。半数以上の回答者は、「伝統的な考えでは、専業主婦は働きたくない人、気楽さを求める人というマイナスイメージがあるが、こうした見方は専業主婦に大きなプレッシャーを与える」と答えている。同調査は10万400人を対象に行われ、有効回答6600件が寄せられた。広州日報が伝えた。

▽妊娠・出産がきっかけに

報告書によると、中国の専業主婦の学歴・収入は上昇しており、専業主婦になる前の収入が3千元(約5万円)を超えていた人が70%を占めた。

中国の既婚女性が専業主婦になることを決めるきっかけの多くは妊娠・出産だ。46%が妊娠をきっかけに、34%が出産をきっかけに専業主婦になった。心理学の専門家は、「妊娠・出産後は、女性の重点が徐々にキャリアから家庭へと移るため、専業主婦になる決心が下しやすい」と分析する。

▽専業主婦の72%は「自信がない」

一方で、専業主婦の抱えるプレッシャーも大きい。専業主婦になって1-2年が過ぎた人のうち、82%が「交際範囲が狭くなった」と感じ、72%が「昔よりおしゃれに疎くなった」と感じている。こうした状況の中、「自信と安全感がますますなくなっている」と答えた人は72%に上った。うち、28%は「夫の浮気が心配」、22%は「経済的危機が心配」、50%は「自分が社会から遠ざかっていくのが心配」と答えた。

専門家は「専業主婦は新しい生き方であり、その実情も変化し続けている。専業主婦=家事ばかりで流行やファッションに疎い女性という図式はすでに過去のもの。現在の専業主婦は責任感、自律、忍耐力が必要な『高級職』。同時に、ゆとり、洗練、品位、ハイグレードなどの意味合いも兼ねそろえている」と指摘する。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年8月26日

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