「ジュラシック・パーク」シリーズの14年ぶりの新作「ジュラシック・ワールド」の記者会見が26日に北京で行われた。コリン・トレボロウ監督や主演のクリス・プラット、ヒロイン役のブライス・ダラス・ハワードは、同日の午後、北京情緒に溢れた胡同(フートン)めぐりを楽しんだ。新華網が伝えた。
北京の胡同や四合院(中国の伝統的家屋建築)に興味を持つコリン・トレボロウ監督はどこに行っても伝統的建造物をバックに記念写真を撮り続ける一方、クリス・ブラットとブライス・ダラス・ハワードは、人力車により興味を示し、人力車と共に記念撮影を行った。さらにクリス・ブラットは車夫に代わり、ヒロインが乗った人力車を自ら引いて走った。この神秘的な車夫の正体に気付いた目ざとい観光客がクリス・ブラットの中国での愛称を叫ぶと、クリス・ブラットは笑顔で手を振り、声援に応えた。道行く人から記念撮影を求められるたびに、主演2人は立ち止まって快くリクエストに応えていた。
四合院を訪れた際には、クリス・ブラットはトイプードルとひとしきり遊んだあと、鳥に餌をあげるなどして、北京人の日常生活を体験した。環境による影響か、クリス・ブラットはシャベルをかついで指を天に突き上げるポーズをとるなど、純真でおちゃめな一面を余すところなく見せてくれた。クリス・ブラットは、「これまでずっと北京に憧れていた。今回の訪問で、中国の伝統文化に対して見識を深めることができた」と語った。映画「ジュラシック・ワールド」は6月10日に中国全土で公開される。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年5月28日