遼寧省大連市に住む宋国超さん(67歳)は皮影の家庭に生まれ、曽曽祖父は複州皮影の最初の劇団「義和班」の師匠から技術を学んだ。宋国超は皮影劇の4代目継承者であり、12歳のときに父親とともに舞台に立つようになった。
複州皮影劇は1980~90年代に勢いがなくなり、彼は農業に従事しながらも皮影劇の練習を続け、地元で有名な皮影芸人になり、2006年に複州皮影劇の唯一の国家級伝承人に選ばれた。2013年、複州皮影劇は世界無形文化遺産に登録され、宋国超の芸術生涯も春を迎えた。
「チャイナネット」2015年6月11日