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日本製品通販サイト・一帆海購網がカナダと提携

人民網日本語版 2015年06月11日13:39

主に日本製品を取り扱ってきた海外通信販売サイト・一帆海購網が、このほどカナダで買い付けルートを開拓した。一帆はカナダの食品・健康用品会社のメープルライフと戦略的協力合意を締結するとともに、広州保税区の倉庫の計画が遅れていること、天津に保税倉庫を建設する計画であることを明らかにした。「北京商報」が伝えた。

一帆の薛寿能総経理(社長)は、「一帆海購網で扱う商品は主に衣類、マタニティ・ベビー用品、おもちゃ、化粧品、健康用品、日用家電製品の6種類に分類され、日本の小型家電製品は中国人消費者の間で人気が高い。消費者の健康への関心が徐々に高まるにつれ、健康用品が海外通販の重要なジャンルになった。イチョウの葉などの製品は抽出や検査などが問題になるため、一帆はよく議論が起こる米国からの調達は避け、検査がより厳しいカナダの製品を選んだ」と話す。

一帆海購網の親会社・大宇宙情報創造(中国)有限公司の中山国慶董事長(会長)は、「一帆海購網はメーカーからの直接販売方式で低価格を保証しており、取り扱い商品全体に占めるメーカー直販商品の割合を80%以上に引き上げる計画だが、今はまだメーカーとの話し合いの途中で、達成率は20~30%にとどまる」と話す。現在、同サイトの一部商品の価格は海外の現地価格とほぼ同じで、レゴ、京セラ、コーセーなどの商品は割引率が高い。一帆は資金調達を行わず、自己資本で発展を遂げてきた。中山董事長は、「初期の布陣では利益を上げるのが難しかったが、資金が出ていく一方では長く持ちこたえることはできない。年内には収支がトントンになる見込みだ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年6月11日

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