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増え続ける独身者がもたらす巨大な文化的空間

人民網日本語版 2015年04月17日14:56

米国が最近発表した統計によると、米国の成人の50%以上が独身者であることが明らかになった。約7人に1人が1人暮らしをしており、米国の世帯構成の中で今や単身世帯が2番目に多くなっている。同時に、北欧や日本でも単身世帯の人口が急激に増加している。1人暮らし用の冷蔵庫から電気炊飯器、1人のために書いた「心のチキンスープ(心が温まる文章)」まで、多くの企業が独身者にターゲットを絞ってありとあらゆる商品を売り出している。ニューヨーク大学社会学部のエリック・クライネンバーグ教授は、このほど新刊「シングルトン」を出版した。教授は、独身者層は消費される過程で、常に「変わり者」というレッテルを貼られているという見方を示している。また、社会学的な角度から見ると、1人で暮らすという現象が、現代社会により多くの可能性を創り始めていると考えている。独身者層は細分化された市場だけでなく、巨大な文化的空間をもたらすことになるだろう。

■米国の独身者層は10年で30%増

統計・インタビュー資料によると、現在米国には3100万人の独身者がおり、この独身者層は過去10年間で30%増加した。米国人だけでなく、スウェーデン、ノルウェイ、フィンランド、デンマークなどでも、全世帯の45%が独身者となっており、日本でも全世帯の約30%を独身者が占めている。また、エリック・クライネンバーグ教授は、「シングルトン」の中で、中国、インド、ブラジルは総人口に占める独身人口の割合の増加スピードが最も速い国であると記している。


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