長江下流域では、16日夕から17日昼にかけて激しい雨が十数時間にわたって降り続いた。長江の下流域にある複数の都市が増水のため水の都・ヴェネツィアと化し、多くの河川が危険水位を超えた。16日夜20時から17日9時までのデータによると、江蘇省常州市で110番に連絡のあった通報件数は4606件にのぼり、うち交通関連の通報が3505件だった。通報を受け、各地域を管轄する派出所の警察や交通警察官、巡回特殊警察、消防隊員らが河川増水による水難救援活動を直ちに展開した。出動した警察官の数は延べ4500人にのぼり、社会の治安と秩序を維持するべく全力で救援活動に取り組んでいる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年6月19日