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「お腹が肥大した男の子」、愛の手を求む 山西

人民網日本語版 2015年07月21日15:50

ベッドに眠る龍くん お腹が大きいので、3年間ずっとこのような姿勢で寝ている(7月16日撮影)再度、北京の病院へ向かう牛さん一家3人(7月17日撮影) 家の中でベッドに座る龍くん(7月16日撮影)龍くんの胴回りを測る龍くんの母親の張蓉さん。治療後、龍くんのお腹は少し小さくなった。壁を隔てて子供の病歴、治療費の領収書などの書類を整理する父親子供の治療費の領収書を見せる龍くんの父親(7月16日撮影)
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牛少龍くんは非常に珍しい病を患う今年4歳の男の子だ――ゴーシェ病は肝臓や脾臓がますます肥大する病気で、彼は84センチの身長に対し胴回りは60センチを超えており、大きなお腹はバスケットボールほどもある。彼は2歩ほど歩くと、すぐにお腹を抱えてはぁはぁと大きく肩で息をしてしまう。新華社が伝えた。

龍くんの家は山西省左権県連北村にあり、両親はともに農業を営んでいる。龍くんの父親の牛晶晶さんは「子供の治療のため、各地の病院を転々としできるだけのことをしてきた。最終的に北京301病院でようやくゴーシェ病と診断された」と話す。

ゴーシェ病の患者はグルコセレブロシターゼという抗体遺伝子が体内に存在しないため、肝臓や脾臓肥大、血小板減少などの合併症を引き起こし、重傷化すると肝臓や脾臓が破裂し生命の危機に陥る。

現在、ゴーシェ病の治療法は「イミグルセラーゼ」という薬を注射するが、1本の価格は2万元(約40万円)超と高価である。子供の治療費を捻出するために、牛夫妻はあちこち駆け回り、家の中のものを売り払い、家も抵当に入れた。世の中の善意ある人が子供の状況を知り、次々と寄付を寄せてくれた。みんなの援助のおかげで、龍くんはすでに北京301病院で3度にわたり「イミグルセラーゼ」の注射を受け、病状はある程度回復してきた。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年7月21日

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