日本での旅の感想を微博(ウェイボー)に投稿するコンテストの表彰式が、9日午前に在中国日本大使館で開催された。参加した木寺昌人駐中国大使が、受賞者に賞を授与した。中国の有名な童話作家・鄭淵潔さんもゲストとして参加した。中国網が報じた。
鄭さんは祝杯の挨拶で、自身の日本旅行の感想をユーモアを混ぜながら語ったほか、「日本旅行に行く際は、観光名所を巡る以外に、日本の社会や文化を理解するようにしなければならない」と述べた。
受賞した30人に賞を授与する際、木寺大使は、微博で日本を宣伝してくれたことに感謝を示し、「今後、何度も日本に旅行に行って、さらに多くの中国の方に日本を宣伝してもらいたい」と語った。
日本政府観光局(JNTO)は5月11日から6月30日、微博で第1回「日本旅行感想文共有コンテスト」を実施。およそ1000件の応募があり、閲覧回数も1199万4000回に達した。JNTO北京事務所の伊地知英所長は取材に対して「コンテストの反響は予想をはるかに超えていた。今年の10月にも第2回を開催する計画。一連の活動を通して、日本旅行をPRし、さらに多くの中国の方に日本に行って、日本の魅力を知ってもらいたい。また、旅行を通して日中友好の促進につながれば」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月10日