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有利な条件が日本への旅行をけん引、「熱冷めやらぬ」 

人民網日本語版 2015年06月18日13:56

大幅な円安、訪日ビザの緩和…この1年、日本に旅行に出かけるには有利な展開が続いており、業界内では「日本に旅行するための絶好のチャンス到来」と言われている。たくさんの旅行代理店によると、目下、日本への旅行はかつてないほどの人気が出ているという。南京日報が伝えた。

炊飯器、フードジャー、ドラッグストア、蒸気アイマスク…これは市民楊素詩さんが先週日本へ行った際に購入した品物の長いレシートだ。「あの日のレートは100円で4.9902元だったので、1万円買い物をしてもたった499元必要なだけだった。一年前はだいたい611元だったので、換算すると8割引きで買ったことになる。例えば5万円の炊飯器を買うとして、一年前は3055元必要だったものが、現在はたったの2495元だけでいい。電気店でも免税店でも長蛇の列で並んでいるのは中国人旅行客で、それぞれ皆、大小さまざまなバッグをもって店を出ていく」と楊さん。

円安に加え、今年1月日本は中国人旅行客に対し、3年間の数次ビザの申請条件を緩和、高所得者の訪問地要件を撤廃、ビザの有効期限の5年間延長を開始した。そのため、今年に入ってから今に至るまで日本への旅行の「熱冷めやらぬ」状態が続いている。

途牛旅遊網の今年の端午節(今年は6月20日)の休暇の予約データによると、日本が最も人気のある海外旅行先となっていた。携程旅行網が発表した同時期の人気国際線目的地の中で、東京が第3位にランキングされている。また中国国旅(江蘇省)国際旅行者有限会社の関係者は「我々の日韓クルーズツアーは現在のところ売れ行き好調で、6月ですでに2500人近い観光客を送り出している。7月、8月にはさらに4便が出航し、毎月平均2、3000人の観光客を送り出すことになっている。現在、7月16日のチケットも半分以上売れている。クルーズツアー以外に、通常の日本ツアーも6月に1400名の観光客を送り出す見込みで、前年同期に比べ2倍以上に増加している」と語った。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年6月18日

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