河南省洛陽市文物考古研究院は2014年7月より、孟津県新荘村の焼窯遺跡の発掘調査を開始した。新華網が伝えた。
これまでの試験的な発掘調査により、考古学者は127基の焼窯を発見した。遺跡全体の面積は10万平方メートルほどと大規模だ。出土した多くのレンガ・瓦の規模と形は、後漢の皇室の建材の規格に一致し、かつ後漢帝陵の陵園遺跡内のレンガ・瓦の大きさと一致する。同研究院の考古学者は、ここが大規模な後漢焼窯遺跡であると推測している。邙山陵墓群の後漢帝陵に用いられた建材も、ここのものである可能性がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月19日