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成都市の建設現場、盛唐の園林の遺跡が発見

人民網日本語版 2015年07月13日14:34

現場から発掘された古代の排水路現場から発掘された1000年前の古井戸
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四川省成都市の市街地に位置する通錦路の建設現場でこのほど、盛唐に建設された園林遺跡が発見された。遺跡からは18基の墓、1つの井戸、8つの灰坑、3本の水路、1つの池が見つかったほか、多くの生活用陶磁器、少数の仏教関連の石像や建築部材が見つかった。中国新聞網が伝えた。

現場の発掘調査隊員は、「遺跡の主体は唐および五代十国時代の、園林の人造景観建築群に属する。隋・唐・五代十国時代に、多くの官僚と貴族が自宅や別荘に池や山を作り、木や花を植え岩を設置した。しかしこの遺跡は唐の浄衆寺(万仏寺の前身)との間に一定の関連性を持ち、この寺の園林であった可能性が高い」と予想した。

同遺跡の所在地は、歴史的に有名な万仏寺遺跡の付近に位置する。清朝の光緒年代より、万仏寺遺跡からは南朝および唐・宋の石の仏像が大量に発見されている。四川省博物館に収蔵されている貴重な南朝の像の多くが、万仏寺遺跡から発掘された。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月13日

 

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