2015年9月2日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

ロボット技術が発達、一般家庭への進出も目前に

人民網日本語版 2015年09月02日09:44

瀋陽市のレストラン、ロボット店員「亮亮」が配膳中。ロボットアームを調整する作業員。 遼寧省光明学校の学生、ロボットのダンスを鑑賞。
pre
next

ディズニー映画に登場する丸々としたケア・ロボット「ベイマックス」は、多くの人々の心を癒している。この愛らしいケア・ロボットには多くの機能があり、高い診断能力を誇る。瞬時にしてスキャンし、人の精神的な状態や怪我を診断し、治療を施すことができる。さらに「ハグ」することで、患者の心と体を温めることもできる。新華網が伝えた。

中国人の家庭にベイマックスがやってくる――これはもはや夢物語ではない。瀋陽新松ロボット自動化株式有限公司が独自開発したスマート配膳ロボットが、北京市や瀋陽市のレストランに登場しており、今年の生産・販売台数は500台以上を見込んでいる。迎賓ロボット、教育ロボット、娯楽ロボットなども、人々の暮らしを変えようとしている。

中国科学院瀋陽自動化研究所ロボット学研究室の研究員である趙憶文氏によると、医療の現場ではすでに、内視鏡手術支援ロボット、整形外科手術支援ロボットなどが活用されている。同研究所が開発中の脊柱低浸襲手術支援ロボットは動物実験段階に入っている。趙氏は、「低浸襲手術は傷口が小さく、手術の視野が狭く、内部の状況をはっきり目にすることができないため、X線照射を続ける必要がある。持続的に放射線を浴びることで、医師の健康に大きな影響が生じる。手術支援ロボットは正確に位置を判断し、医師の健康を守ることができる」と述べた。業界関係者は、「都市化の加速、高齢化、医療・教育の旺盛な需要により、中国で世界最大規模のサービスロボット市場が形成される見通しだ」と予想した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年9月2日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ