第14回中国国際設備製造業博覧会・第1回中国(瀋陽)国際ロボット展覧会が、9月1−5日に開催される。瀋陽国際展覧センターW1館には、計570の国際ロボットブースが設置され、ドイツのクーカ、日本の安川電機、川崎重工、不二越、瀋陽新松など、国内外の有名なロボットメーカー70数社が出展する。瀋陽日報が伝えた。
展覧会では川崎ラジコン大会、ロボットショー、ロボットコンテストなどの活動が催される。主催者によると、ロボットコンテストのテーマは「月探査」、すなわち月資源の開発だ。コンテストでは、自動ロボット・手動ロボットが協力し、ミッションに挑む。手動ロボットは自動ロボットを背負い出発エリアを離れ、地球エリア・宇宙エリアを経由し、着陸エリアに到達する。自動ロボットはこの間、地面に接触してはいけない。手動ロボットは自動ロボットを開発エリアに投入する。自動ロボットは種類によってポイントの異なる鉱石を収集し、これを手動ロボットに渡す。手動ロボットは鉱石を地球エリアの貯蔵室に持ち帰る。
勝敗はミッションの結果だけではなく、さまざまな要素を総合的に加味した上で決められる。例えば貯蔵室に集められた鉱石のポイントが最高のチーム、総得点が最高のチーム、手動ロボットと貯蔵室の距離(この距離は往復の道のりによって計算)が最も近かったチーム、ロボットの重量が最も軽かったチームが勝者となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月31日