甘粛省張掖市のスーパーの食品加工場で働く従業員は22日、市民が中秋節に最も好む安くて美味しい「土月餅」の生産に追われていた。土月餅は現地の市民が小麦粉で作る、動物、植物、月、十二支などを象った大きなパンで、名月のお供え物になる。人民網が伝えた。
土月餅は現地で1000年の歴史を持つ独特の民俗文化で、人々の素晴らしい生活への願いが込められている。各家庭は毎年旧暦の8月15日夜になると、玄関前にテーブルを並べ、月の方角に月餅、ブドウ、リンゴ、酒などのお供え物を並べる。それから土月餅を並べることでお供えが終わり、食べることができる。土月餅は家の中に残し、順調な天候と五穀豊穣を祈る。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月23日