民間から寄せられた百個近くの月餅の型がこのほど、河南省の洛陽博物館で展示された。一般的な丸形以外に、めでたい桃型、コウモリ型、蓮の花型など様々な珍しい形をしている。無形文化伝承者の裴非さんによると「中秋節は中国の伝統的な祝日で、代々伝わる月餅は食べ物としての味だけでなく、伝統文化でもある」という。大河網が伝えた。
展示会場の月餅の木型は形が違うだけでなく、大きさも異なり、最も大きいものでは直径40センチで10人分の月餅を作れるものも見られた。デザイン的にはより豊富で「寿」「喜」「平和」などの文字や天女、月のウサギ、寿老人などのデザインもあった。