中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)は中国の伝統的な祝日である。だが残業や旅行、学習、遊びなど祝日の過ごし方が多様化する現代、帰郷しない理由は以前の何倍にもふくらんでいる。つかの間訪れるこの休みの時、誰もが自分に合った中秋節の過ごし方を見つけようとしているようだ。新京報が伝えた。
▽帰るべきか、帰らざるべきか 多くが帰郷断念
今年の中秋節は日曜と重なったため、中秋の日には一日長く休めるという期待は裏切られることとなった。ネット上ではこれに対する不満が多く、「休暇の日取りが科学的でない」との批判も出ている。
中秋節の日取りでもう一つ残念なのは、「国慶節」(建国記念日、10月1日)の長期休暇に近すぎることだ。異郷で仕事をしている人は、休みが短く、距離が遠く、二つの休暇が近すぎることなどから、中秋節に実家に帰るのを諦める人が多い。