陝西省考古研究院が10日発表した情報によると、石峁遺跡での考古学調査により、菱型の目のような模様と、石に彫られた人の顔が発見され、驚きが広がっている。
陝西省考古研究院副院長で、同遺跡の考古調査を担当する孫周勇氏によると、考古調査隊は今年、同遺跡の高級建築物の中心分布エリア「皇城台」の北側に位置する壁の表面に、偶然にも菱型の目のような模様を発見した。合計で2組・3つの「目」が見つかった。3つの目は石の壁の中に嵌めこまれ、壁の表面と平らになっていた。日本の有名な考古学者の飯島武次氏は同遺跡を視察後、この目の模様が三星堆遺跡の目の模様に似ており、さらに研究を進めるべきだと判断した。
陝西省神木県高家堡鎮洞川溝附近に位置する同遺跡は、今から約4000年前の中国の紀元前最大の城跡で、近年の考古・発掘調査により注目を集めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月12日