李克強総理は24日午前、第4回中国・中東欧諸国首脳会議に出席し、中国を公式訪問したポーランドのドゥダ大統領、エストニアのロイヴァス首相、スロベニアのツェラル首相と蘇州で会談した。人民日報が伝えた。
李総理はドゥダ大統領との会談で「中国側はポーランド側と発展戦略を連結し、経済・貿易・投資を拡大し、生産能力協力を展開し、インフラ整備、交通・物流、クリーンエネルギー分野の協力を拡大したい。中国側は『三海港区協力』という新たなイニシアティブを打ち出した。ポーランド側の積極的な支持と参加を希望する」と表明。
ロイヴァス首相との会談では「中国側はバルト地区の鉄道、港湾などインフラ整備でエストニア側と協力を展開し、相互学習・参考を強化し、インターネットの資源を把握して潜在力を集中し、大衆による起業・イノベーションに助力し、新たな成長源を築くことを望んでいる」と表明した。
ツェラル首相との会談では「中国はスロベニアのコペル港の改造と鉄道建設事業への積極的な参加を望んでいる。中国側の打ち出した『三海港区協力』イニシアティブによって、スロベニア側と貿易パーク、物流、設備製造、交通インフラなどの協力を展開したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月25日