国連気候変動パリ会議(COP21)が30日、パリ北部郊外のル・ブルジェ見本市会場で開催される。中国を含む195カ国およびEUの代表者が出席する。記者は開幕前に会場を訪れ、多くの低炭素の要素を発見した。央広網が伝えた。
会場の外では、低炭素エネルギーを代表する2本の木の形をした「風力発電装置」が稼働していた。職員によると、この2本の木は会場の街灯、周辺施設に電力を提供する。
また主催者は初めてゼロ・エミッション車(200台)を会期中の公用車とし、各国の代表者を送迎する。COP21議長を務めるローラン・ファビウス氏は「電気自動車(EV)技術は運輸業界の温室効果ガスの排出を効果的に削減できる。EVを今回の公用車とすることで、カーボン・ニュートラルの目標達成を促す」と語る。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月1日