上海市崇明島、新エネルギー利用率100％を実現

上海崇明東灘風力・太陽エネルギー貯蔵・ハイブリッド発電システムが1日に稼働開始し、崇明島で新エネルギー利用率100％が実現した。上海市崇明県はこれにより、「グリーン電力」の利用率が全国最高の地域になった。新華社が伝えた。

崇明島は「国際的なエコアイランド」としての発展が位置付けられて以来、低炭素・持続可能な発展方式を模索してきた。崇明島は豊富な風力エネルギー、太陽エネルギー、バイオマスエネルギー、潮力エネルギーなどの様々な再生可能エネルギーを持ち、再生可能エネルギーの発電所を建設する理想的な場所だ。

崇明県は東アジアの季節風の強い地域に位置するため、風力エネルギー資源が豊富だ。特に沿岸部は土地が広く障害物が少ないため、風力エネルギー資源の開発・利用価値が高い。崇明島（本島）には5つの風力発電プロジェクトがあり、設備容量は計175MWで、島の1日平均電力使用量（163MW）の107.36％に達している。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年4月3日