11月の「科学のデマ」、植物油には発がん性がある？

11月の「科学のデマ」が、本日発表された、植物油は発がん性がある、冬は重ね着するほど暖かいなどが入選した。人民網が伝えた。

1.植物油は本当に発がん性があるのか？

真相：食用油の栄養価は、調理方法、温度や時間といったさまざまな要素から影響を受ける。いかなる食用油も、高温で長時間、もしくは繰り返して使用することが提唱されていない。これによって油脂がアルデヒド、ケトン、ラクトンなどの化学物質を生み、長期的な食用で人体に一定の危害をもたらすからだ。専門家は、食用油を科学的・合理的に食用すれば、一般的に人体の健康が損なわれることはないとしている。また中国人の食習慣、調理習慣、油製品の状況は、他国との間に一定の差を持つ。全体的に見ると、中国の調理方法は西洋よりも多様化されている。欧米諸国は揚げ物が中心だが、中国にはその他にもさまざまな調理法がある。例えばさっと炒める、姿蒸しにするといった調理法ならば、植物油の温度と時間が報じられた程度に達することは通常ありえない。そのため中国人消費者は過度に心配する必要はない。