8.海洋掃除機
太平洋中部には多くのプラスチックゴミが溜まっており、その面積はテキサス州を超えるほどだ。しかもこの面積は拡大を続けている。現在の網による引き揚げは、時間と費用が掛かり過ぎる。ある海洋清掃プロジェクトは、全長62マイル(100キロ)の柵を作ろうとしている。太陽光と波によって発電し、ゴミを集める。海面から3メートルまで沈み、魚と海洋生物の妨げにならない。来年の試験に成功すれば、全面的な清掃プロジェクトを2020年に開始することになる。約10年間で海洋の42%のゴミを除去できると見積もられている。