中国初の極地専用固定翼機「雪鷹601」が7日、南極・中山基地付近の氷床空港で試験飛行に成功した。同機は南極観測、特に内陸観測において迅速な輸送、緊急救助といった重要なサポートを提供する。同機はさまざまな科学観測設備を搭載できる、効果的な科学研究プラットフォームでもある。新華網が伝えた。
南極で迅速な輸送、緊急救助、航空科学調査を一体化させた多機能固定翼機を持つ国は、世界でも少数だ。これは中国の南極観測における固定翼機の使用の成熟化にとって、重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月8日