北京のプロバスケットボールチーム北京ダックスの外国人選手マーブリー選手が数カ月前に各種の手続きや書類を携え北京市公安局出入境管理局に「外国人永久在留証」を申請した。これはいわゆる「中国版グリーンカード」だ。このほど、マーブリー選手の念願が叶い、CBA史上初の「外国人永住在留証」を取得した現役の外国人選手になった。更に大事なのは、中国のグリーンカードを取得した後、彼は北京に定住し、キャリアアップを図りたい気持ちが更に強くなったことだ。北京青年報が伝えた。
規定によれば、「中国版グリーンカード」を申請するには次の6項目に合致する必要がある。▷配偶者訪問▷両親訪問▷親族訪問▷特別な貢献をした場合▷仕事に従事している者並びに投資している者。マーブリー選手は北京ダックスを4年間で3回優勝に導いた立役者で、北京の30番目の名誉市民でもある。このほか、マーブリー選手はこれまでの間、積極的に北京の生活に溶け込む努力をしてきた。かつては混雑した地下鉄で練習に向かい、熱心に中国語を勉強し、更に何度も慈善活動に参加し、病気の子供たちを見舞っていることから、「中国に対し卓越した貢献をした、または国から特別に必要とされている人」というケースに合致している。
規定では「中国版グリーンカード」を取得すれば、原則的に中国国民と同様の権利を享受することができると同時に同様の義務も生じる。この件に関してマーブリー選手は「たぶん最もわかりやすく便利になったことと言えば、これから中国在留期限の制限を受けずに済むことと、有効期限以内のパスポートと「外国人永久在留証」で中国に出入国できることだ。そのほかビザ発行手続きなどの必要が無くなったことで、以前よりたくさんの事を省くことができる」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月16日