ハロウィンのイベントに参加する2人のスウェーデン人
ハロウィンは欧米の伝統的祝日だ。仕事や留学のために北京に住んでいる多くの外国人も、北京でハロウィンを祝った。今年のハロウィンはちょうど土曜日だった。この夜、外国人が多く集まる五道口には、多くの人が繰り出し、非常な賑わいぶりとなった。人民日報海外版が伝えた。
「見て!このカツラ、僕に似合っている?」-ジャマイカ系米国人のジャーメインさんは、道端の屋台で買い求めたハロウィン用小道具を指さして言った。彼は2ヶ月前に北京に来て、幼児に英語を教えている。「僕が中国でハロウィンを迎えたのは、今回が初めてだ。北京でのハロウィンがこれほど賑やかだとは、想像もしなかった」と驚いた様子でジャーメインさんは話した。もうすぐ、友人宅でのパーティにお邪魔するという彼は、「ドラキュラの棺」まで自分たちで手作りしたと教えてくれた。
暖房が効いた暖かいコーヒーショップで、クマールさんとガールフレンドのミッシーさんは、「かぼちゃランタン・カービングコンテスト」に参加していた。2人とも清華大学に留学中という。ミッシーさんは、「私は韓国人で、クマールはミャンマー人。我々アジア人には、ハロウィンを祝う伝統はないが、この日はイベントに参加して少し楽しみたかった。北京のハロウィンは、韓国よりずっと賑やかだと思う」と話した。
首都師範大学外国語学部のパターソン教授は、ハロウィンについて、「数年前、ハロウィンパーティを開き、息子の友人たちを招待した。皆、色とりどりの仮装と派手な化粧姿で集まり、いろいろなゲームをして遊んだ。かぼちゃをカービングして『ジャックオランタン』を自分たちで作り、ドーナツを吊るして、手を使わず食べる競争をした。最も面白かったゲームは、たらいの中の水に浮かぶりんごを、手を使わずに食べる『りんご食い競争』で、一番先に食べることができた人が勝ちだ。彼らは嬉々としてこれらのゲームを楽しんだ」と語った。