中国初の知的財産権を完全に備えた低中速磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)線「湖南長沙中低速リニアモーターカー快速線」の試運転がこのほど行われ、時速100キロメートルを達成した。この路線は長沙南駅と長沙黄花国際空港に接続し、全長18.5キロメートルで、2014年5月に工事がスタートした。現在は試運転の「ラストスパート」の段階にあり、来年の春節(旧正月、16年は2月8日)前後にテスト運行が予定される。
同路線は中国初の独自開発のリニア線であり、中車株洲電力機車公司が独自に開発製造した中低速リニアモーターカー車両「追風者」を採用する予定だ。この車両は12年1月に誕生し、世界トップレベルの多くの成果を備えたもので、これにより中国は中低速リニアモーターカー車両技術を掌握した世界でも数少ない国の仲間入りを果たした。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月20日